平成23年10月30日(日)に、レスポアール久山において、久山町の主催で久山町生活習慣病予防健診50周年記念式典がとり行われました。当日は小雨の降る中、住民の方々を含め270名が参加されました。 会に先立ち、これまでに病理解剖を受けられた方々へ感謝と敬意を表し、黙祷が捧げられました。式典では、久山町長 久芳菊司様の主催者挨拶に引き続き、これまで久山町生活習慣病予防健診の継続・発展にご尽力された、元久山町長 故 小早川新様(代理 ご子息 小早川政輝様)、 元久山町町長 佐伯勝重様、前久山町町長 鮎川正義様、元保健師 河邉シカノ様(ご息女 池上和衣様)、元保健師 和田紀子様、元九州大学病態機能内科学教授 故 藤島正敏先生 (奥様 藤島牧子様)、前九州大学病態機能内科学教授 飯田三雄先生、元研究室主任 故 竹下司恭先生(奥様 竹下美代子様)、元研究室主任 上田一雄先生、九州大学大学院医学研究院環境医学分野教授 清原 裕、大国医院院長 大国篤史先生、志方医院院長 志方建先生、中村学園大学名誉教授 城田知子先生の計13名の方々に感謝状が贈呈されました。続いて、来賓としてご臨席された福岡県知事 小川 洋様、厚生労働省大臣官房厚生科学課 課長 塚原太郎様、九州大学 有川節夫総長(代理 高柳涼一副学長)、一般社団法人久山生活習慣病研究所代表理事 尾前照雄先生、久山町議会議長 木下康一様がご祝辞を述べられました。

　その後の講演会では、九州大学医学研究院病態機能内科学教授 北園孝成先生による新教授挨拶に引き続き、清原　裕と久山町健康福祉課 角森輝美課長が久山町生活習慣病予防健診の成果とこれからの取り組みについて講演を行いました。そして最後に、諏訪中央病院名誉院長 鎌田 實先生の特別講演を拝聴して、記念式典は盛会裡に終了いたしました。

式次第

上映『7,000人のカルテ』

記念式典
1. 開会のことば
2. 剖検者への黙祷
3.主催者あいさつ　　久芳菊司久山町長
4.感謝状贈呈
5.来賓祝辞
　福岡県知事　小川浩様
　厚生労働省大臣官房厚生科学課　課長　塚原太郎様
　国立大学法人九州大学総長　有川節夫様
　一般社団法人久山生活習慣研究所代表理事　尾前照雄様
　久山町議会議長　木下康一様
6.閉会のことば

休憩

上映『久山町健診の成り立ち』
新教授挨拶　九州大学大学院医学研究院病態機能内科学 教授　北園孝成先生

講演
『久山町住民の健康状態の昔と今：50年の久山町健診・研究から』
九州大学大学院医学研究院環境医学分野 教授　清原裕先生

『健診をもとにしたこれからの健康づくり』
久山町健康福祉課 課長　角森輝美

休憩

特別講演
『地域で命を守る-健康づくりと街づくり-』
諏訪中央病院名誉院長　鎌田實先生